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自転車パンク修理 [修理]

自転車のパンクを修理しました。修理自体はどうと言うことはないけど、久しぶりです。

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7-8年前に買ったパッチなので、透明のシートが上手く剥がれない。端がビロビロに。

 

 子供が遊びから帰るなり、自転車の空気が抜けたというので見てみると、確かにタイヤがぺしゃんこです。バルブの緩みは無いし、虫も問題ないようなので、明らかにパンクです。ガタガタ道を通ったという話と、穴が2つ開いていたことから「リム打ち」だと思います。

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3年ほど前に買った22インチ児童用。買ってすぐにコケた為、泥除けも曲がってます。

 パンク修理の方法は多くのひとがご存知とは思いますが、一応簡単に説明すると

  1. タイヤレバーをタイヤとリムの間に差し込んで、タイヤのミミをリムの外側に出す。
  2. バルブのネジ、チューブをリムに留めているナットを外して、チューブを取り出す。
  3. チューブに空気を入れた後、水を入れた洗面器に浸けて泡の出ている穴を探す。
  4. チューブを拭き取り、穴周辺をサンドペーパーでならす。
  5. ゴムのりを塗って、半乾きになったらパッチを貼り、ハンマーで叩いて圧着する。
  6. 空気漏れが無いことを確認し、逆の手順で組み直す。

 車輪を外さなくても修理できますが、今回は泥除けの曲がりを直すのと、リアブレーキの鳴きを止める目的で、車輪ごと取り外しました。
 ブレーキの鳴きはブレーキをバラシてバンドをペーパー掛けし、パーツクリーナーで洗浄すればある程度は改善します。鳴き止め剤を使う手もありますが使ったことはありません。

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オレンジ色のバンドを磨きます。カチカチの場合は交換です。この自転車のギアは一応シマノ。

 次に自転車を買い替えるのは大人用サイズと子供に言い聞かせているので、もう少し頑張ってもらいます。
 それにしてもママチャリ安いですね。中国製自転車と言っても良いのもあれば、悪いのもあると思うのですが、日本の経済のためを思うと、これらを買って良いものなのかどうなのか。でもBAAマーク付きだから安全って言う売り方は好きじゃない。制動距離なんて、手入れの状態によってどうにでもなるし、反射板が必要と思えば、良いのを買って付ければいいだけ。私はそれよりも「錆びにくい」ことの品質保証のほうが魅力に感じますねぇ。




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加藤

こんにちは
私は昔自転車屋さんが店で使う木製のパンク修理工具入れに入っていたように削り易い軽石を使っています、頻繁でないとすぐどこかにいってしまいますが。
上のフィルムは無理に剥さずにそのままにします。
フィルムの無い板ゴムを鋏で切るときは斜めに切りますが、100円ショップでパッチとゴム糊セット売ってますから、マルニのゴム糊缶など使わずに100円ばかりです。
バルブの虫、虫ゴムがわからない人もいるようですね、100円ショップで虫ゴムのいらないバルブもありますね。
昔の製品はゴムはタルク(じょんOOベビーパウダーなど)がまぶしてありすべりがよかったですが、チューブに斜めの縞がつくようにタイヤと摺れて「食いつき?」、パンクをするので、パウダー塗ってます。(ゴム製品の氷嚢などしまうときにも使用)

中学の頃にバンドブレーキ交換で尋ねて、ブレーキのネジ2本のあたり調整で自転車屋さんがもってくればくれば調整するよの言葉を思い出します。

反射板リフレクターはCATEYE製品がよいらしいです。
by 加藤 (2010-06-27 15:06) 

oink!

ダイソーで虫ゴムの無いタイプのものを見ました。無いというか、金属の内側にゴムが入っているようにも見えました。最近の自転車では一般的なんでしょうか?
by oink! (2010-06-29 22:14) 

電子工作好き

こんにちは~。

安いママチャリは、ハッキリ言って耐久性最悪です。
ラチェット部分に安い焼きの入っていない部材を使っていますので、
普通に使って1年くらいしか持ちません。(ラチェットが完全に壊れます)
1万円以下のママチャリは、ハッキリ言って『間に合わせ』的に買う以外
お勧めしません。
特に他人にプレゼントするなら、ギヤ無しで24800円クラス、
ギヤ付きなら29800円クラスのメーカー品(BSなど)にしておくべきです。
by 電子工作好き (2011-09-11 22:41) 

電子工作好き

こんにちは~。

>ダイソーで虫ゴムの無いタイプのものを見ました。無いというか、金属の内側に
>ゴムが入っているようにも見えました。最近の自転車では一般的なんでしょうか?

虫ゴム無しの自転車用バルブは、私の知る限り25年以上前から有りますが、
一般的ではないですね。理由は、価格が高いから…です。
虫ゴムの場合はゴム管だけ買えばOKですから30円くらいで済みますが、
虫レスの場合には全体を交換になるので200円くらいは掛かります。
(一般販売店の話です。ダイソーではかえって切り虫ゴム30円は置いてないかも)

構造は…ご推察の通り、金属の筒の内側にバネと空気を止める弁が付けてあります。
大雑把に言うと、バイクとか自動車のバルブとほぼ同じ仕組みが金属の筒の中に
組み込んであります。このバルブ自体の耐久性は高いですよ。

ただ、この虫レス自転車用バルブは、使用する時に注意が必要で、使い古した自転車に
使うとうまく空気を止められない事が有ります。虫ゴムは古くなるとドロドロに溶けて
バルブ部の筒の内側にこびり付いている事が有ります。これが邪魔をして空気が
止められなくなるわけです。こういう時には細い竹串の様な物でバルブの内側に付いた
ゴムを削ぎ落としてやるとうまくいきます。ただ、まれにこれをやってもうまく行か
ない場合も有ります。一度溶けたゴムが固着しているのでしょうね。そういうわけで
虫レスバルブは、使い古した自転車に使うよりも、新品の自転車に使うか、チューブを
新しくした時に一緒に交換するとかの使い方がお勧めです。
(チューブを交換すればバルブ部も新しくなるため)
by 電子工作好き (2011-09-13 17:51) 

oink!

子供が成長してハンドルにひざが付きそうだったので、先日新しい自転車に買い替えました。
ディスカウントストアで15,000円ぐらいの、6段ギヤ付きのものですが、日本メーカーの中国製。ギヤはシマノでした。
耐久性は分かりませんが、ホイール型のダイナモ、LEDランプというスペックなので、コストパフォーマンスは良い!と自分を納得させています。

虫ゴム無しの自転車用バルブは25年も前から有ったんですか。
知らなかった・・・
by oink! (2011-09-13 23:30) 

電子工作好き

こんにちは~。再びお邪魔します。

>先日新しい自転車に買い替えました。

これは、ちょっとショックな話題を書いてしまいましたか?でもせっかくの機会ですから、日本の自転車業界の現状みたいなものも書いておきます。

日本では20年くらい前までは、最低価格帯の自転車を買っても、10年くらいは使えるのが普通でした。自転車の耐久性を決定付けるラチェツトパーツを作る中小メーカーがまだ国内に多数有り、品質を支えていたからです。ところが自転車業界に価格破壊の波が押し寄せて、ラチェツトパーツは中国製の安いパーツに席巻される様になります。自転車メーカーも他社との競争が有りますから安いパーツを使った安い自転車を大量に作る様になりました。その結果、国内で良心的に高品質のラチェツトパーツを作っていたメーカーは全て廃業に追い込まれました。残ったのは、品質の低い中国製ラチェツトパーツのみ…という事になったのです。

ラチェツトパーツは、ブリヂストンとか丸石とかの自転車の老舗メーカーが自分のメーカー用に作っているか、高価格のシマノ品を組み込む以外、高品質を保つ手段が無くなりました。普通の自転車メーカー(中小企業が多い)は自社でラチェツトパーツまで生産する体力は有りません。

言い方を替えれば、中級ランク品(外観は悪いけど高品質)が消えて、高級ランク品と低ランク品だけが残るイビツな世界になってしまったとも言えると思います。まあ、しょうがないですけどね。自転車は買って使ってみないと耐久性までは判らないですから。店に行って同じ様な外観をしていて、安いのと高いのが有れば、安い方が選ばれるのも仕方がないです。そういうわけで自転車の低ランク品は1年くらいの耐久性…というのが普通になってしまいました。もし5年くらい持ったら、ラッキーでしょうね。

それと、ラチェツトパーツが壊れたら、老舗メーカーのラチェツトを組み込むか、車体ごと買い換えるか?の選択をする時代になったと思います。
by 電子工作好き (2011-09-15 21:07) 

oink!

自転車安過ぎですよ。使い捨てって言うか、パンクしたら買い替えるって考える人も居るんじゃないでしょうか。
そういえば30年前、高校の先生が確か70万円ぐらいの自転車に乗っていて、すごいな~って思った記憶があります。今同じ性能の自転車はもっと安くなっているのですか?
何でもそうですが、上と下の二極化で真ん中が無い1/0のデジタル的な世の中ってことなんですかね。
改造好きな自分としては、下の安いのをベースに手を加えて価値を高めるのが面白いと思います。
by oink! (2011-09-18 22:47) 

電子工作好き

ご返事ありがとうございます。

>30年前、高校の先生が確か70万円ぐらいの自転車に乗っていて、すごいな~って
>思った記憶があります。今同じ性能の自転車はもっと安くなっているのですか?

その『70万円の自転車』というのがメーカーのカタログ品だったのか
オーダーメイド品だったのかで、判断は違って来ますが、
高価格帯の自転車は余り安くなっていないばかりか、高くなっているケースも多いと思います。(国内産で手造りに近い品ほど人権費が直撃します)

自転車が20年ほど前から低価格化したのは、中国製のパーツや原材料を
大幅に導入したからで、高価格帯の自転車が安い中国製部材を多用しているとはどうしても考えられないからです。
(意地でも国内産の高級部材を使うと思います)
今だと材料の最高峰はカーボンで、価格は上を見たらキリがないくらいだと
思います。日本はカーボン部材で世界の最先端を走っています。
(30年前は、自転車にカーボン部材は進出していなかったと思います)

また、20年ほど前に、大手の自転車メーカーは自動溶接機や自動塗装機の導入によって、コストの削減を行いましたが、高価格品は自動工作機械が導入しにくい理由も有ります。(自動工作機械に乗せるには、部品データーの登録が必要だから)

>下の安いのをベースに手を加えて価値を高めるのが面白いと思います

私が oink!さんのサイトを気に入ったのが正にその理由です。今のままでOKです
by 電子工作好き (2011-09-19 04:51) 

oink!

自転車でもオーディオでもそうですが、一品モノって魅力的ですね。
でもその品物にそこまでお金を払う価値があるのかって考えると、買うまでに至らないことがほとんどです。
高級品を買うひとを否定する気は全くありませんが、私は完璧なモノより、手を加える余地があるモノのほうが魅力を感じます。
まあ、ガラクタみたいなものをいじっていれば十分楽しめるので、それが一番かなと思います。
by oink! (2011-09-22 22:02) 

desidesi

ここの会話は、本当に実感します。
(๑◔‿◔๑)
by desidesi (2015-03-18 14:12) 

oink!

desidesiさんこんにちは。
古い記事へのコメントありがとうございます!
by oink! (2015-03-19 09:00) 

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