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天井点検口の取り付け [住宅]

 天井点検口があると、天井裏にケーブルを通すのに使えます。でもウチは別の理由で点検口が増えています。

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穴を開けたら、元通りに塞ぐよりも天井点検口を付けたほうが簡単で便利です。

 ここに取り付けた理由、それは雨漏りです。今月初めの和歌山を襲った台風12号の時、3Fのトイレ天井で雨漏りが発生しました。

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洗面器一杯ぐらいの雨が床に溜まりました。壁紙をはがすと水がドバーっ。

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以前にも雨漏りがあったらしく、穴を開けて塞いだ跡がありました。

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上に体を入れられる大きさ、□450の点検口を付けることにしました。

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野縁を切断するので、新たに角材で繋ぎ合わせて補強します。

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電線が水浸しになっていた?漏電防止のため、この後ビニールテープを巻いておきました。

 天井点検口を取り付ける前に壁紙を貼ります。今回は2年ほど前に買った、ほとんど乾いてしまった糊付き壁紙が余っていたので、これに糊を塗り足して使うことにしました。

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こんなものまでダイソーにあるとは驚きです。右は専業メーカーのもの。

s-tenjo007.jpg
フタの裏にも断熱材を切って貼り付ければ完成。

 天井点検口を取り付けたのは2週間ほど前ですが、昨日の台風15号で、これが大変役に立ちました。雨漏りに対しての準備と、いざ雨が入り込んだ時に何を行ったかについては、あらためて紹介したいと思います。




タグ: メンテ
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Midori

うちも早速昨日の横殴りの雨のせいか、雨漏れしました。トホホ。買ったばかりなので、無償で直してもらえますが、根元(原因)から完全に直してもらえるかどうか心配です。
by Midori (2011-09-22 16:20) 

oink!

Midoriさん、それはショックですね。でも直してもらえるのなら、不幸中の幸いかな?どういう経路で雨が入ってくるのかが分かればしめたもの。そこがはっきりしないまま、シリコンを埋めてチャッチャと終わりってならないといいですね。
それにしても昨日の雨はかなり強かったようです。築2年目のビルで雨漏りしたし、他にも2人雨漏りしたひとが周りに居ました。
だから雨漏りはしょうがないものという気もしています。
by oink! (2011-09-22 22:23) 

電子工作好き

こんにちは~。

最近(9月初旬)、我が家も盛大に雨漏りしました。
我が家の場合には、地震による屋根瓦のズレが原因でした。
3月11日の震災以降チョロチョロ程度の雨漏りだった所を、ここに来て
屋根瓦のズレが限界を超えたのか一気に多量の雨漏りになった様です。
屋根瓦のズレを直したら止まりました。

余震が多かった地域は、屋根瓦のズレにも要注意です。
震災から半年近く経ってから本格的な症状が出たのが衝撃でした。
(まだまだ余震は有るから雨漏りも続くかも?)
by 電子工作好き (2011-09-23 19:09) 

oink!

電子工作好きさんこんにちは。
雨漏りは災難でしたが、原因が分かって良かったですね。
瓦がずれると雨漏りするってことは、きちんと並んでいれば雨漏りしない
ってことですよね。そう考えると瓦って良く考えられているんだなあって思いました。
ところで、瓦の下には防水シートって貼ってないのですか?瓦だけで雨が入らない構造なんですかね。先人の知恵ですね。
by oink! (2011-09-24 12:45) 

電子工作好き

こんにちは~。

瓦の下の防水シートは貼っては有るのですが、建後30年くらい経っているので劣化しているのでしょうね。それと、瓦のズレ方は所によって多少違うので、下のシートが引っ張られて裂けている部分も有りそうです。

瓦は確かに工夫されていると思います。我が家が建った30年前に屋根瓦について説明を受けましたが、確か上下左右の瓦の組み合わせを研究して、水漏れしない構造を採用し、たとえ瓦の裏側に水が回り込んだ場合でも、どういう風に水を排水するかまで考えて瓦を作っている…とか説明を受けた覚えが有ります。でもどんなに屋根瓦の研究が進んでも、瓦同士にスキマができたら雨漏りしますね。我が家の瓦は本来は一枚一枚、釘で止められていたはずなんですが、鉄釘を使っていたので30年のうちに風化して既に瓦止めの役目をしていません。

たぶん今回の震災で、地震に強い屋根瓦なんてのも研究が進む気がしています。我が家は瓦がズレただけですが、近所では屋根の上で瓦が多数割れたとか、屋根から瓦が多数落ちたとかの家も結構見ましたので…。瓦屋さんも震災後は『地震で瓦がズレるのは瓦が悪い』とか言われてノイローゼ気味の人が多いとか聞きます。日本人は、こういう部分の改良は得意ですから、更に良い瓦が工夫されて行くと思います。
by 電子工作好き (2011-09-24 19:07) 

oink!

経年劣化でいろんな所にガタが出て来るってことですね。
うちの防水シートは紫外線でだいぶ固くなっているようです。
100年経ってもほとんど劣化しない部材って無いのでしょうか。在ってもすごく高いのかな。
ふと思ったんですが、柔らかい瓦って無いのかな?防水性があって、歪みにも強いのがあればうれしいと思うんですが。

by oink! (2011-09-25 00:28) 

電子工作好き

>100年経ってもほとんど劣化しない部材って無いのでしょうか。

現在のビニール&樹脂系では100年持つ素材は無いと思います。
例えグラスファイバー等との混合にするとしても劣化は避けられないでしょう。
どちらかというと【途中で全て交換】という思想で作られているでしょうね。

>柔らかい瓦

樹脂系の屋根瓦は、現在でも多く出回っていると思います。
http://www.totani.com/menu10/images/kmew-yanezai-rooga.jpg

樹脂系瓦の長所としては、なんといっても軽量さでしょう。
短所としては、見た目の重量感(高級感)に欠ける辺りだと思います。

陶器瓦の長所としては、耐久性が有り、見た目の高級感が有る。
短所としては、重量がある事、地震に弱い事辺りでしょう。

樹脂系の屋根瓦の耐久性については、私はほとんど知識が有りません。
その家で樹脂瓦を使っているお宅に行って感想を聞いてみるのが良い
と思います。
でも正直な所、樹脂瓦は陶器瓦と比べて格が下に見られているというのは有ると思います。たぶん工務店や多くの人の意見は、「樹脂瓦は勧めない」だと思います。
by 電子工作好き (2011-09-25 02:56) 

oink!

高機能な瓦はすでにあったんですね。
写真で見た限りでは高級感が欠けるようには見えませんが
焼き物が本物だとすると、偽物と見られるのかな。
by oink! (2011-09-27 08:32) 

電子工作好き

樹脂瓦の一番の懸念は耐久性だと思います。
焼き物瓦の場合には普通は100年くらいの耐久性が有ります。
でも例えば樹脂瓦を使って、もし30~40年くらいでヒビが入って
全て交換しなくてはいけなくなったら恨まれてしまうでしょう。
(焼き物瓦の場合、交換が必要としても一部のはずです)

メーカーもキツメの耐久テストはしていると思うのですが。
(紫外線量や温度を通常よりも高めて経年変化を速めたテスト)
しかし、こういった商品が世の中に出てまだ30年くらいしか
経っていないので、実際に設置してみると紫外線や温度以外にも
塩害や酸性雨など他の劣化原因もプラスされるかも知れません。
つまり実戦では、まだ誰もそこまでの体験をした事が無いので
結果は予想するしかないのだと思います。

言葉を替えると、
焼き物の瓦を使った場合には、その家を取り壊すまで持つけど、
樹脂瓦を使った場合には、途中で全交換が必要になるかも知れず、
施工側としては補償まではできない…という事なんだと思います。
(メーカー側は大丈夫です、と言うと思いますが)樹脂瓦の場合、
【ダメになるとしたら一斉になる可能性が大】も考慮しておくべきでしょう。
by 電子工作好き (2011-09-27 21:48) 

oink!

確かに樹脂瓦の第一のセールスポイントは軽くて地震に有利ということで
耐久性や防水性についてはあまり訴求していないようですね。

by oink! (2011-09-28 08:43) 

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